BUILTLOGIC/創作日誌

builtlogic.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2017年 01月 15日

2年生・古建築の旅

今日は1月15日(日)で、年が明けてもう半月も経ってしまいました。
昨日は、家づくり学校の2年生「古建築」で長野県まで行きました。
伺ったのは「大法寺・三重塔」「安楽寺・八角三重塔」「中禅寺・薬師堂」です。
寒気の影響で前日から、寒い寒い、、、、。雪が降るとか降らないとか、、、、。
新宿から中型のバスで向かいましたが、横川SAの手間までは晴れていたんです、、、が、目的地の別所温泉周辺は、雪になっていました。
まずは、国宝「大法寺・三重塔」です。
うっすら積もった雪は建物の輪郭を際立たせて、とても美しいものでした。
2年生・古建築の旅_b0061387_21573042.jpg
建てられたのは、1333年。鎌倉幕府が終わる頃で、和洋の建築です。
寒い寒いと言いながらも、いつまでも見ていたい、佇まいでした。
2年生・古建築の旅_b0061387_21574009.jpg
続いて、昼食タイムを挟んで向かったのは、こちらも国宝「安楽寺・八角三重塔」です。
八角形の塔としては、唯一残っている建築だそうです。1290年代の建築で、禅宗様です。
特別に中を見せて頂く事も出来ました。こちらもたいへん美しく、感動的でした。
塔は、見る角度が重要で、この八角三重塔は下から見るのがいちばん美しいように作られています。
(という解説は、一同、納得です)
2年生・古建築の旅_b0061387_21574859.jpg
最後に向かったのは、重要文化財「中禅寺・薬師堂」です。
この頃には、雪も段々と積もってきて、茅葺屋根の薬師堂は、こんな感じになっていました。
中部地方最古の建築と言われています。何度か解体修理を繰り返して、現在に至っているそうです。
こちらも住職さんに内部を案内して頂く事ができました。
こちらは、阿弥陀堂という建築様式で、素朴な建築でした。

現地は、昼間でも氷点下の気温で、たいへん寒い中の見学でしたが、とても充実した一日となりました。
古建築の解説は、山本成一郎さんでした。その知識量には毎回ビックリです。今回もありがとうございました。





by BUILTLOGIC | 2017-01-15 22:42 | 家づくり学校 | Comments(0)


<< タイルや珪藻土のサンプルなど      富士山 >>