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2016年 08月 03日

軽井沢千住博美術館とペイネ美術館

今日は水曜日。いまのところ晴れています。

群馬方面への建築見学は、長野の軽井沢に入って「軽井沢千住博美術館」を訪ねました。西沢立衛設計です。
軽井沢千住博美術館とペイネ美術館_b0061387_13229.jpg

撮影禁止だったので敷地内のカラーリーフガーデンの写真です。
軽井沢千住博美術館とペイネ美術館_b0061387_1321725.jpg

HPを参照してもらったほうが良いと思いますが、展示スペースの床全体が傾斜しています。
エントランスを入るといきなり展示スペースで、奥に向かって床が下がっていきます。
ほとんどがワンルームのようになっていて、円や楕円のガラス張りの中庭が配置されるという、面白い構成です。
広いスペースでほとんど柱を感じないので、不思議な感覚になります。

最新の美術館を観た後は、アントニン・レイモンド設計の「ペイネ美術館」に向かいました。
元々はレイモンド自身の別荘「軽井沢・夏の家」で、移築して美術館として再生した建築です。
軽井沢千住博美術館とペイネ美術館_b0061387_1311591.jpg

池の隣に建っていて、木陰と水面を通った涼しい風で、とても気持ちの良い環境でした。
コンパクトな建物でも、室内にスロープがあったり、面白いところがたくさんあります。
残念ながら、多くの部屋の雨戸が閉められていて、外とのつながりは分かりにくかったです。
展示を全部無くした状態で見てみたいなあ、と思ったのですが、それじゃ、商売あがったり、、、ですね。

by BUILTLOGIC | 2016-08-03 13:19 | 日常にて | Comments(0)


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